行政書士の選び方(産業廃棄物収集運搬業許可)

sanpai

日本全国には45,000人以上(平成28年9月1日時点で46,443人)の行政書士が登録しており、兵庫県だけでも約1,800の行政書士事務所があります(大阪府で約3,000、京都府で約850)。

行政書士の業務には非常に大まかに分類しても10種類以上、細かく分類すれば何千種類以上という非常に多様な業務が含まれています。
当然ながら、それら全ての業務について完璧にこなすことのできる行政書士は存在せず、一人ひとりに得手不得手が存在します。

また、業務のスタンスも人それぞれで、一件一件丁寧にこなして業務終了後のアフターフォローも大事にする行政書士もいれば、とにかく早く安く業務をこなすことを重視する行政書士もいます。

このような中で、どうやって行政書士を選ぶのかは依頼者様にとっては頭の悩ませどころではないでしょうか。
そこで、本稿では、産業廃棄物収集運搬業許可申請を依頼するにあたって、どうやって行政書士を選べばいいのかご提案させていただきます。

(1)許可が必要な品目について提案してくれるか?

産業廃棄物収集運搬業許可申請は、行政書士にとってもメジャーな業務の一つですので、許可申請自体を「できる」、「やったことのある」行政書士は非常に多いと言えます。都道府県が公開している「許可の手引き」を読めば、許認可申請の専門家である行政書士にとっては許可申請を行うだけならさほど難しいことではありません。
しかしながら、「できる」、「やったことがある」だけで、専門知識はあまりなく、産業廃棄物収集運搬業許可についてはあまり詳しくない行政書士も少なくありません。

産業廃棄物収集運搬業許可の根拠法令である廃棄物処理法は非常に複雑で、改正も多いという特徴があります。そのため、行政書士であっても廃棄物処理法について十分に理解していない場合も多々見られます。
そのような行政書士に依頼してしまうと、許可は問題無くとれたものの実際に事業を始めようとした段階で目的とした事業ができない、というような事態に陥るおそれもあります。
そんなことにならないように、十分な専門知識を持った行政書士を見つけて許可申請を依頼することが重要です。

業務を依頼しようとしている行政書士が、廃棄物処理法や産業廃棄物収集運搬業許可についての専門知識を持っているかどうかを見極める目安としては、「許可が必要な品目について提案してくれるかどうか?」が挙げられます。

産業廃棄物は20種類の品目に分類されており、品目ごとに許可を取得する必要があります。
そのため、依頼者様がどのような品目を扱う可能性があるのかを聞き取る必要があるのですが、その際に依頼者様の希望する品目を聞くだけで、自分から提案をしない行政書士には注意が必要です。
何故ならば、産業廃棄物の品目を判断するためには専門知識が必要であり、そのような専門知識が無いであろう依頼者様の判断に任せてしまうと誤った判断をしてしまう可能性があるからです。

一方で、十分な専門知識のある行政書士であれば、扱おうとしているモノ、収集運搬を受託しようとしている業種を聞き取れば、どの品目の許可が必要であるかを判断し、依頼者様に提案することが可能です。
そうすれば、必要な品目の許可を取っていなくて、せっかく許可を取得したのに目的とする事業を行えなかった、というような事態に陥る心配がありません。

(2)電話だけで業務を済ませようとしないか?

行政書士の中には、依頼者様と一度も会おうとせず、電話やメール、資料の郵送だけで許可申請業務を行おうとする行政書士もいます。

もちろん、その方が面談の時間を作る必要がなく、依頼者様にとっての利便性に繋がることもありますので一概に否定できるものではありませんが、複雑で注意しなければならないことの多い産業廃棄物収集運搬業許可申請についてはそのような行政書士はあまりお勧めできません。

少なくとも一度は依頼者様と直接お会いして必要事項についてしっかりと聞き取りを行い、事業場や業務に用いる車両・容器等を自分の目で確認し、必要であればより良い方法を提案するなどして依頼者様がおかれている状況を正確に理解することによって、許可取得後に困ることのない、適切な許可申請を行うことができるのです。

(3)報酬が極端に安く/高くないか?

行政書士の報酬の決め方には特にルールはなく、行政書士事務所が自由に決めることができることとなっています。
しかしながら、産業廃棄物収集運搬業許可申請の代行については、10万円前後が適正な報酬額と言えるのではないかと思います。

それと比べて高すぎる場合はもちろんですが、安すぎる場合にも注意が必要です。
依頼者様からすると安ければ安いほど良いように思われるかもしれませんが、安すぎる場合は依頼者様が自分でやらなければならないことが多かったり、許可が取れたら後は放ったらかしでアフターフォローをしてくれないような場合もあります。

行政書士事務所も他の事業者と同様、収益を上げていかなければ継続的に営業していくことができませんので、一件一件の報酬を安く設定してしまうとその分一件の業務に費やすことができる時間や労力は少なくなってしまいがちです。また、あまり業務をこなしたことが無く、自信が無いために報酬額を安く設定するというようなケースも存在します。

もちろん、報酬が安くてもしっかりと業務をこなす行政書士もいないわけではないですが、相場の半分以下など、極端に安い報酬を設定している場合は注意してください。

(4)アフターフォローは充実しているか?

産業廃棄物収集運搬業許可申請は、これまでに説明してきたとおり複雑で専門知識が求められる業務ですが、めでたく許可を取得できた後にも守らないといけない事項、注意しなければならない事項が多いことも特徴です。

収集運搬車両に表示をしなければならないことやマニフェストを運用しなければならないことなどは良く知られていますが、その詳細な内容は知らない依頼者様も多いですし、それ以外にも収集運搬業者として遵守しなければならないこと、注意しなければならないことは多々あります。

そして、これらの事項を理解せずに事業を行ってしまったためにせっかく取得した許可を取り消される産業廃棄物収集運搬業者も少なくありません。

そのため、産業廃棄物収集運搬業許可申請については、許可を取得すれば終わりではなく、許可を取得したあとも継続的に事業運営に関する質問に回答してもらえたりアドバイスをしてもらえるなど、アフターフォローが充実した行政書士に依頼されることをお勧めいたします。


これらの要素を元に、産業廃棄物収集運搬業許可申請を依頼する行政書士を選んでいただければ、きっと満足できる行政書士に巡り合えるものと確信しております。

当事務所では産業廃棄物収集運搬業を主力業務としており、アフターフォローにも力を入れております。
当事務所にご依頼いただくことにより、時間を節約できることなど多数のメリットがございます。煩雑な産業廃棄物収集運搬業許可申請は是非当事務所にお任せください。

<当事務所にご依頼いただくメリット>
(1)面倒な作業はお任せいただき、時間、手間を節約できます。
(2)正確な知識に基づいて業務を行いますので、後々困ることがありません。
(3)多様な業種を紹介し、事業運営を総合的にサポートさせていただきます。
(4)許可取得後のアフターフォローやサポートもさせていただきます。
(5)いつでもお気軽にお問合せ・ご相談いただけます。

→当事務所にご依頼いただくメリットや業務の流れ、報酬はこちらのページをご覧ください。